もぴゃぽめる

遠距離恋愛な大学生カップルの雑記ブログ

国際通りのしゃぶしゃぶ食べ放題店にて|彼氏、沖縄に行きます(3)

飛行機が19時着。宿のゲストハウスのチェックインを済ませ、荷物を置いて身軽になって繁華街に繰り出す。

那覇市街、国際通りをふらふら。ふらふらフラフラミンゴ。

 

何を食べるかは決めていない。あれこれ見てみながら、直観で思い立ったお店に入ることにした。こんなこと、一人旅でしかできない。同行者がいたら、同行者の同意or妥協を取り付けないといけないし、人数の制約でお店の席が空いてないこともある。

那覇市街で目立つのは焼き肉屋の多さ。この一人旅、一切下調べせずに来ている。石垣牛が特産なのは、看板をあれこれ見ながら何となく分かった。

石垣牛ステーキ店を見てみたけれど、値段が6,000円とか。観光客向けのぼったくり価格だ。そんな店は決まって中国語や韓国語のメニューもあるから、日本での物価感覚や円と自国通貨の相場感覚を計算するめんどくささから、外国人客ならうっかり入ってしまってもおかしくない。そういうビジネスモデル。そんなお店は却下することにした。

路地裏に入って、餃子7個が400円というおいしそうなお店を見つけた。この一人旅中はお酒を口にしないことにしてたけれど、餃子ならハイボールも飲みたくなる。お店のドアをくぐると、人気らしく店内は満席とのこと。待ちたくはないので却下。危うくお酒を飲むところだった。

ケチってるつもりはないけれど、この日の夜ごはんにはそれほどお金をかける気分ではなかった。

そんなとき、1300円+税のしゃぶしゃぶ食べ放題のお店があったので、夜ごはんはこのお店に決めた。1300円で、牛・鶏・豚・モツのしゃぶしゃぶが90分食べ放題コース。300円追加すると、しゃぶしゃぶ野菜とごはんも食べ放題になる。その300円の追加に魅力を感じなかったので、ストイックにお肉をしゃぶしゃぶすることにした。

中が2部屋に分かれているしゃぶしゃぶ用の土鍋が運ばれて、目の前のIHヒーターで加熱。食べ放題スタートのお肉も運ばれてきた。店員さんに「だしが沸騰して泡立ったら、しゃぶしゃぶしてください」と言われたので、待つことに。

待ってても、なかなかぐつぐつしてこない。鍋の上に手をかざしたら、一応加熱はされているみたい。それにしても遅い。沸騰待ちの間に、食べ放題コースの15分が過ぎてく。もしかして、安さの理由はこれか?とおもいつつ、沸騰を待つ。

恥ずかしながらしゃぶしゃぶの経験が浅いもので、どのくらいでダシが沸騰するのか分からない。沸騰待ちの間、彼女とLINEしたり、「沸騰が遅いのは、水にダシの塩分や不純物が含まれていることで沸点上昇が起こり、100度でもまだ沸騰しないのだ。水のモル沸点上昇をKと仮定すると…」とかいう理系っぽいことを考えたりしてるうちに、気づいたら沸騰していた。

牛、鶏、豚、モツの4種類をひと通りしゃぶしゃぶして、お冷をのどにながしつつ、食べ放題メニューの2周目をしている途中で、なんだか肉に飽きてきた。やっぱり、野菜とご飯も頼んでおけばよかったと後悔した。お酒は自分から進んで飲むタイプじゃないけれども、このときはお酒さえも恋しくなった。

食べ放題の時間は残ってたけれど、このまま食べ放題をつづけても、下手に満腹になって気持ち悪くなって幸福度が低下するだけだから、店を出ることにした。

 

価格に対しては別に可もなく不可もないしゃぶしゃぶ店だった。そんな中で、途中ちょっと面白い出来事があったので記しておく。

 

僕の隣には、アジア系の外国人旅行客2人組が座っていた。その2人組も僕と同じく、牛・鶏・豚・モツのしゃぶしゃぶが90分食べ放題コース。

その外国人客のテーブルに、店員が食べ放題の肉を運んできた。あどけなさが残る、女の子の店員だ。高校生くらいのアルバイトだろうか。あるいは、卒業を控えた中学生が、こっそりバイトしてるのかもしれない。

僕みたいな日本人の客が相手なら、店員は皿に乗った4種類の肉を順に示しながら「こちらから、牛・鶏・豚・モツになりまーす」という説明をしてくれる。外国人客相手なら、同じような説明を英語でしなければいけない。

アジア系外国人客相手に、英語での説明を迫られたバイトの若い女の子。彼女の語彙にあるであろう、中学英語を総動員して、「beef , chicken, pork」。ここまではよかった。

問題は、「モツ」だ。センター試験の英語で196点を取るくらいには英語の勉強をしてきた僕だけれど、「モツ」を英語でなんて言うかなんて知らない。

女の子、必死に考える。ジェスチャーを駆使しながら、モツとは内臓をであることを必死に伝えようと試みるも、英語での説明が出てこない。3秒ほどの時間があっただろうか。

「This is モツ、モツ… Oh, "have" !!!!!!!!!!!!!!!!!」

隣で聞いていた僕は、口の中のしゃぶしゃぶ肉を吹き出しそうだった。

いや、たしかに、中学英語的には「have = 持つ」だけれども。