もぴゃぽめる

遠距離恋愛な大学生カップルの雑記ブログ

「天才を殺す凡人」の感想 ; 就活生こそ読むべき

「資格の勉強が終わるまで、本は買わずに勉強に集中しよう」と心の中で決意した。けれども、足は無意識に本屋を求める。

 

帰省中にふらりと通りがかった金沢駅の本屋の棚に、「天才を殺す凡人」というタイトルがあるのを見つけてしまう。手に取らずにはいられなかった。

 

立ち読みしていて内容が面白くなりそうなところで、待ち合わせている彼女からの呼び出しの連絡が。これから2人で温泉旅行。本の続きが気になるし、旅のお供にちょうど良さそうと思って、購入してしまった。

 

読み終わったのは、翌日、温泉旅行から帰ってきた日の夜。読んでいた時間を合計したら、2時間弱くらいだった。

 

「天才を殺す凡人」の内容は、ビジネス書と自己啓発本の中間あたりのジャンル。説明文的な内容がだらだら続くのではなく、ストーリー形式の読みやすい構成だった。

 

イメージとしては、ベストセラーの「夢をかなえるゾウ」を思い出していただけるとわかりやすい。ゾウのガネーシャ的な全知全能な存在が、日常で悩みを抱える平凡な主人公に教えを授ける的な進行だ。

 

 

この本では、人間を大きく三つのタイプ「天才」「秀才」「凡人」に分類している。それぞれのタイプの人間が、会社の組織の中でどのように相互作用するかを、ストーリーを通して説明してる。

 

ここでいう「天才」「秀才」「凡人」とは、「仕事がすごくできるひと」「仕事ができないひと」だとか、「リーダー」と「プレイヤー」などといった分類で語られているわけではない。

 

これら3タイプは、それぞれの人の素質や、組織の中で担う役割によって分けられる。

 

天才の強みは「創造性」

秀才の強みは「再現性」

凡人の強みは「共感性」

 

そして、それぞれがどのような相互関係で、いかにして天才が組織の中で殺されていくのかというストーリーが展開されるのだ。

 

既に社会で組織人として日々闘っている方々はもちろん、就活生も是非読んだ方がいいと思う。これから就活に向かっていく僕としても、自己分析する上での一つの考え方に触れることができた。

 

本番の中では、「すべての仕事は、職種×フェーズの組み合わせによって必要な素質が変わる」ということが強調されている。

 

会社の中でプロジェクトを立ち上げる時、それを拡大する時、一般に向けて普及させるとき、などなど、自分の素質がどの段階のどの職種に向いてるかまでを見通すことができたら、きっと就活や転職活動でも、説得力あるアピールができると思う。

 

社内のプロジェクトで各方面の協力を取り付けるには、凡人が共感性を発揮して根回しすることも必要。数字を見てプロジェクトの進捗や成果を分析する際は、秀才も必要になる。では、天才がすべきことは…?それは、本文で確かめていただきたい、

 

メンバーが全員「天才」しかいないようなチームは機能しない。秀才も凡人も、仕事をしていく上では欠かせない存在なのだ。「天才でありたい」という見栄や願望を捨て、自分の能力を客観的に見ながらこの本を読み進めていけば、自然と高いレベルの自己分析ができると思う。

 

 

こんなことを書いている僕であるけれども、他の人よりも多少物覚えが早かった小学生とかのころは「天才じゃん」とか言われたりもした。けれども、その後に挫折も味わった。「天才」に対する嫉妬やコンプレックスを抱いてる人は、きっと僕だけじゃないはず。

 

「天才」とは一体何なのか。そうでありたいと願いと、そうなれないことへの歯がゆさ。

 

オリエンタルラジオ中田敦彦が書いた「天才の証明」も近々読んでみたいと思う。